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ひっそり暮らし

一人暮らし会社員。年100万円貯蓄&家計術・分譲マンション住まいを綴るライフブログ。

私の家計管理

書籍「ひっそり暮らし 」発売中

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家計簿ジプシー

高校を卒業し、一人暮らしを始めた当時の私はお金に関して無頓着でした。

毎月の収支がまったく把握できておらず、安易にクレジットカードを作ってから状況はさらに悪化。

リボ払いを利用して、明細を見るたび頭を抱える日々もありました。

もともと3日坊主な私は、様々ななタイプの家計簿に手を出してきました。

・レシートを貼るだけ
・エクセル
・封筒仕分け
・雑誌付録の手書き家計簿
・支払をカードのみにして、明細を家計簿代わりに

どれも思うように続かなかった私は、20才にして貯蓄0円の貧乏生活でした。

月ごとに異なる支出と予算

続かなかった理由の一つが、「毎月の出費が不安定なこと」でした。

例えば、
・毎月美容院にヘアカットに行きます。
・1年に1度は縮毛矯正をし、
・半年に1度はスペシャルなトリートメント。

すると、
・ある月はカット代5000円
・ある月は縮毛矯正代15000円
・またある月はカット代とトリートメントで10000円
と、支出にバラつきが出ます。

「12カ月の内10カ月はカットだけだから、美容費の予算は毎月5000円にしよう」とした場合。

縮毛矯正やトリートメントを利用した月は赤字となり、頭ではわかっているものの「予算オーバー」の家計簿を見るたびになんだかモヤモヤ。
(よくある「特別費」という項目は、性格的に作りたくありませんでした。)

節約できているのか?できていないのか?一目ではわからない家計簿...。

短気な私は、同様の状況が起こるたびに小さな不満とストレスが溜まり、結局放り出してしまうというサイクルに陥っていました。

毎月の出費じゃない項目は「積立」に

ここ数年で、私の家計簿に転機が訪れました。

主婦の方なら当たり前にやっているであろう、「積立貯蓄」です。

一般的には、自動車の車検費用や固定資産税・保険の更新料など、1年~長期的にみてまとまった金額が必要となる出費を貯蓄するものだと思います。

実際私も、車検費用と固定資産税は積立貯蓄として家計簿に組み込んでいました。

この積立てを、日々の出費にも採用することにしたのです。

例えばこれらの費用。
・縮毛矯正
・コンタクトレンズ購入
・自動車のオイル交換/年2回
・自動車のメンテナンス
・自動車税
・メガネの新調
・固定資産税
・火災保険の更新
・家具・家電の新調

これらの項目をすべて積立貯蓄とし、月々の支出から除外することで、毎月の収支がすっかり安定しました。(全ての合計を1ヵ月単位に割り戻して、毎月貯蓄します)

続けられる家計簿のかたち

収支のバランスが一目でわかるようになった今、家計の管理に使用しているツールは2つあります。

ツール1:Zaim

家計簿アプリの「Zaim」を利用しています。

レシートをスマホカメラで撮影するだけで、金額や商品名、お店の情報まで自動認識してくれる多機能なアプリです。

Zaimに入力したレシートは、ペンで簡単に入力済みのマークを記入しています。

この記事を書いている時点では、「家計簿に挫折した84%がZaimなら続けられると回答」とトップページに書かれていました。私もその中のひとり。

ツール2:ノート

入力済みのレシートはすべてノートに貼り付けます。

保管する理由は、Zaimの入力作業がカメラの自動認識なので、金額が違っていた場合に見返したいから。

また、ガソリン価格の推移や、給油量から燃費を計算するためにも残してあります。

家計の乱れは心の乱れ

かつてリボ地獄に陥りかけた人間とは思えないほど、今の家計簿はすっきり安定しました。

目的のある貯蓄とは別に、資産としての預貯金も順調に増えてきています。

私自身収入が多いわけではないので、今後も節約について皆様と情報共有していきたいです。