この度の大雨では、広い地域で連日に渡り甚大な被害が報道されました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被害に遭われた方々へ心からお見舞いとお悔やみ申し上げます。
自然の恐ろしさ
私は幼い頃から愛知県に住んでいるため、平成12年に発生した東海集中豪雨を経験しています。
当時はアパートの1階に暮らしており、玄関先まで水位が上がっていました。
庭先に停めてあった自家用車は水没し、廃車に。
記憶力の悪い私でも当時の事は鮮明に思い出せるほど、これまでの人生経験の中でも非常に印象深い出来事でした。
幼いながらにも、猛威を振るう雨に自然災害の恐ろしさを感じた記憶があります。
薄れゆく防災意識
一人暮らしを始めてからは、幸いなことにライフラインが停止するほどの災害に見舞われていません。
ペット(猫)がいる以上自宅待機を前提としており、避難するという選択肢自体を排除している自分がいました。
ですが今回の大雨災害を受け、改めて「避難」を想定しておく必要があるのではないかと考えを改めようと思います。
マンションに住んでいると、地階を除いて水害の可能性は薄れます。
それでも、地階が水没すれば停電し、電気と水道が止まります。
道路が冠水し、設置物や車が流されるような状況になれば、漂流物によるダメージで建物が倒壊の危険をはらむことも考えられます。
さらに東海地方では大規模地震にも引き続き警戒が必要です。
今一度、防災用具の準備とシミュレーションの必要性を重く受け止め、平凡な日々を過ごせることに感謝を忘れないようにしていきたいと思います。
この度被災された地域の皆様には、一日も早く、安心して過ごせる日常が戻ることを心よりお祈りいたします。