食器棚の買い替えを中止しました。
食器棚のささいな不満
こちらが今の食器棚です。
扉が上下の2段に分かれていて、上段に食器、下段には住宅設備の説明書が入ったファイルなどを収納しています。
そして棚の上にオーブンレンジ。
このオーブンレンジのポジションが小さな不満です。
棚の高さが約140センチ。私の身長が約155センチなので、レンジそのものはちょうど目線の高さにあります。
そのため、温めを利用する際は食品を目線より上まで持ち上げる必要があるのです。
スープや飲み物を目の届かない高さに上げ下げするのが、少し不安で...。
加えてオーブンレンジの扉が内倒しなので、その扉分の前後移動も含めるとかなり神経を使います。
理想的な食器棚
そこで、レンジの置き場所がキッチンのワークトップと同じ高さ(約85センチ)にある食器棚を探すことに。
シンクからレンジへの移動が同じ高さであれば、作業効率は格段に上がります◎
そして、希望にぴったり合うサイズの商品はすぐ見つかりました。
全長170センチほどで、上下の収納デザイン(引違い扉・引き出し・オープン棚など)が自由に組合せられる食器棚。
下段は引き出し収納、上段はレンジ置き場とオープン棚という組合せで、資金が溜まり次第購入予定でした。
家具の購入には防災意識を
2018年7月、西日本の広い範囲で大雨による災害が起こりました。
自然災害は他人事ではなく、あらためて防災について考えさせられる日々です。
そんな中で、私が買おうとしていた食器棚。
上下が自由に組合せられるシステム家具ですが、ふと、上下の接続はどうなっていただろう?と...。
下段単品でもチェストとして使える商品なので、全体が一体化していない事はわかっていたのですが、地震の際、容易に崩れてしまうのでは...と不安がよぎりました。
再度商品ページを調べたところ、上下の接合は金物も何もなく、ただ重ねるだけのよう...。
冷や汗をかきました。
サイズ表記や商品説明がとても丁寧な通販サイトだったので、まさか、と。
今回、検討していた商品の購入はきっぱりと諦めました。
物を購入する理由のほとんどは、日常生活や今まさに起こっている悩みを解決することです。
買い物の度に「もしも災害が起こったら?」と想像するのはごくごく稀。
今回はたまたまそのステップを踏むことができ、判断を誤らずにすみましたが、これからも防災意識が風化しないように気をつけて過ごしたいと思います。
また、防災は道具だけでなく、少ないもので生活できる「知恵」を身につけることも忘れないように。
安易な物選びに反省したこの頃でした。
それでは🐡