ステンレスの鍋でできること
フライパンの焦げ付きを抑える加工にテフロンやフッ素がありますが、私が使っている鍋は柳宗理のステンレス製ミルクパン。特殊な表面加工はされていないステンレスの鍋です。私が購入を検討していた頃は「焦げ付きやすい」という口コミが多く踏ん切りが付きませんでした。
実際手にしてみて、どんな調理でどの程度の変化があるのかまとめてみました。検討中の方はぜひ参考に。
ゆでる
ゆで卵を作りました。玉子自体は重ならず5個まで入りますが、かき混ぜることも考えると3〜4個が適量です。「白い跡が残った」というレビューを見かけましたが、傷もなく問題ありませんでした。野菜を茹でても、もちろん色移りなどありません◎
そしてフタがとっても便利。
左右にミミが付いた形状なので、くるりと回せばザルを使わずに湯切りができます◎
炊く
ごはんを炊きました。
沸騰まで強めの中火にかけ、その後ごく弱火におとして数分炊き、火を止めてて蒸らしたら完成です。
こびりつきなし◎
おこげの部分だけ残りますが、スポンジでスルッと落ちます。
煮る
ひじきの煮物を作りました。調味料と具材を約15分煮詰めて完成です。
火力が強い場合は水に浸かっていない鍋肌が焦げやすいですが、これもスポンジで簡単に取れます。
炒める
シチューを作るため、具材を炒め合わせました。
この焦げ付きは流石にするっとはいかず、重曹をふりかけてスポンジで擦りました。
真ん中がスポンジで普通に洗った状態。下が重曹を少し振り入れて軽く擦り洗いした状態です。
ちなみに、ミルクパンは満水で1.2リットルです。
今回使用はシチュー4皿分(半箱)を600ミリリットルの水で作りましたが、全部は入り切らず。
余裕を持って2皿分作るのにちょうどいいサイズです。
焼く
唯一苦手な調理です。焼けた部分が鍋肌にくっ付いてしまうため、食材に焼き色をつけることはできませんでした。鶏肉を焼いたら、見事なほどに鶏皮が剥がれます。
揚げる
市販の冷凍コロッケを揚げました。
残っているのは落ちてしまった衣のパン粉。焦げ付きはありません◎
使い終わった油を取り出す際も、この注ぎ口が便利です。ミルクパンサイズだと油も少量で済むため、揚げ物も気軽にできます。
一人暮らしの鍋は小さい方がいい
以前は大きな鍋を持っていたからこそ自信を持って言えます。鍋は小さい方が良い*^ ^* 直径22センチ、5.3リットルの両手鍋からこの片手鍋へ変えて、
・お湯がすぐ沸く(火が回りやすい)
・シンクが狭くても洗いやすい
・満水状態でも軽い(2リットルペットボトル以下)
などなど...いいこと尽くめです。一人暮らしで使う鍋は、ちいさな片手鍋がおすすめです。
テーブルウェアはイッタラのティーマを愛用中。
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