一点集中
スキンケアを変えた際のこと。
どんな変化が起きるのか気になり、自分の肌を普段よりもよくよく観察する日が続きました。
結果、私の肌は調子を崩すこともなく無事オールインワンへ移行できたのですが。
まじまじと観察することで、これまで当たり前にあった肌トラブルに目が行くようになりました。
収れん化粧水
10代の頃悩まされたニキビ、今はすっかり治りました。
いろいろなピーリング剤を試したおかげか凹凸は解消されたものの、未だに残っているのがニキビ由来の赤み。
火照っているような赤みがかった頬の血色は諦めていましたが、ベースケアをシンプルにした今、この悩み解消に取り組む余裕が生まれてポイントケアを追加しました。
ロングセラーの収れん化粧水。
粉が沈殿しているのでよく振り混ぜてからコットンに取り 、気になる場所へぽんぽんと叩き込みます。
毛穴を目立たなくし、皮脂を抑える効果もあるそうなので、Tゾーンと小鼻へもさっとなじませます。
およそ1ヶ月続けてボトルの残量は3分の2ほど。
気になっていた肌の赤みは徐々に薄れてきました。
完全に消えるまでには至らないものの、コンシーラーを使う量や範囲が明らかに減り。
日中のテカリも解消し、以前よりメイクが崩れにくくなっています。
物と人、正義と悪
これほど良い結果を手に入れるためにかかった費用は、わずか400円。
改めてロングセラーの理由と偉大さを知り、また、過剰な最新技術は必要ないという思いも強まりました。
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表面だけの断捨離やミニマリズムを求めていくと、「物」の中に悪があるような思い込みが生まれます。
でもそれらの物や商品たちは、だれかの悩みを解消するために作れたはず。
自分に何が必要かを理解しないままたくさんの物を手にする行為にこそ、悪があるのだと感じています。
根っからのものぐさで「小さいことは気にするな」精神で生きてきた私ですが、ここにきてポイントケアをはじめたこと。
暮らしを小さくする過程で、より一層「ないりたい自分像」がはっきりしたのだと思います。