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ひっそり暮らし

一人暮らし会社員。年100万円貯蓄&家計術・分譲マンション住まいを綴るライフブログ。

おうち時間で予行演習。非常時の備え「ポリ袋炊飯」

書籍「ひっそり暮らし 」発売中

おうち時間

新型肺炎の感染拡大をうけて、最低限の買い物以外は自宅で過ごしています。

もともとインドア派なので生活はあまり変わらないのですが、年間行事のうち唯一楽しみにしていたお花見ができず、少しさみしくもあります。

そんな折、面倒事の先延ばしの口実に使ってきた「時間がある時」が正に今である事に気づいて、一つ試したことがあります。

非常時の調理を習得する

試したのは、数年前防災グッズを揃える際に知ったポリ袋調理です。

中でも気になっていたのが炊飯。

日頃からガスコンロと片手鍋でご飯を炊いているのですが、震災などの非常時は水が不足する可能性が高いので「洗い物・汚れ物」が出ないポリ袋調理を会得したいと思っていました。

備蓄に取り入れている「アイラップ」の公式Twitterで紹介されていた方法で試します。

アイラップ【公式】 on Twitter: "ご要望の多い #ポリ袋炊飯✨

ポリ袋でごはんを炊く

カセットコンロとミルクパン、アイラップ(高密度ポリエチレン製の袋)で試しました。

非常時の食料にカセットコンロでご飯を炊く方法

ポリ袋で30分浸水し、沸騰したお湯で30分湯煎すれば完成です。

※その他注意事項があります。詳しくはアイラップ公式Twitterへ。

3つのポリ袋を少しずつ時間差で加熱し、食べ比べ。

30分、35分、40分と時間差で炊いたご飯。30分で十分ふっくら炊きあがります。

レシピ通りの30分でおいしく柔らかく炊きあがりました。

今回は1袋60gの白米で作り、出来上がりはおにぎり1つ分くらいです。

60グラムの精米から、1人前のおにぎりが1つできました

ほぐした後に再び袋の口を締めれば、一時保管や携行食にも対応。一度に数食分調理ができて、汚れ物も資源も最小限のように思います。

今回はおにぎり用ふりかけを加えて袋の上から混ぜ込み、再度袋を閉じて半日後に食べてみました。芯もなく、安心して食べられます。

 

湯煎の水(湯)と食品部分が完全に分かれているので、味付けや加熱時間の違うメニューの同時調理が可能です。

例えば、ふつうの白米ごはんとおかゆ、ゆで卵、湯で野菜などを1つの鍋で。鍋が汚れず、且つ水やガスの使用量も少なく済みます。

ポリ袋が破れない限りは湯煎の水(湯)が飲料水である必要もなく、捨てずに繰り返し使うこともできそうです。

 

課題があるとすれば、米と水の分量が重量を基準にしているので"はかり”が無い環境では軽量に難がある事。私は今回カップで計量して、容量での目安を記憶することができました。

改めて、災害対策は予行演習がとても重要だと思い知らされます。

 

使う物(鍋・コンロ・米の新古)や環境(気温・水温・火加減)により仕上がりが違うと思うので、ポリ袋調理に興味がある方はぜひ平常時に試してみてください。

 

お題「#おうち時間

 

使ったツールたち

柳宗理ミルクパン
 高密度ポリエチレン袋(アイラップ)
ティーマ15センチプレート※ポリ袋が熱で破れないために鍋底に敷きました
イワタニカセットコンロ