ステンレス鍋歴1年
2019年より使い始めた、柳宗理のミルクパン。
あれから1年、時々失敗もはさみつつ愛着を持って使い続けています。ステンレスの鍋で気になることといえば、焦げ付き・こびりつき、お手入れ方法。
1年後のミルクパン
丸1年以上経ちましたが使いづらさも無く、ステンレスの良さを改めて実感します。
以下、各調理の使用頻度です。
・炊飯:2日に1回
・煮立て(スープ):ほぼ毎日
・茹で:週に2~3回
・煮込み:週に1回
・揚げ物:週に1回以下
メインは野菜スープづくりと炊飯。
ステンレスといえば虹色の変色が気になりますが、とりわけ炊飯後の鍋底が顕著です。
これは水分が蒸発する際、水に含まれるミネラル等が鍋肌に残ることで起きる現象※1だそうです。(使用上・健康上問題なし※1)
そのため水分を飛ばす調理である炊飯後は必ず虹色に。お米粒の模様がくっきり出ます。スープ作りでも火から下ろしたての鍋を空っぽにする(全部器に盛り付ける)と、鍋肌に残ったスープが予熱で蒸発して同じ様に※1。
何も知らない初めの頃は使い方を間違えたのだとショックを受けましたが、虹の落とし方は単純。研磨剤で軽くこするだけ◎
ほんの数分後にはシルバーのきれいなヘアラインが戻り、水が玉になってつるつると滑ります♩
虹色になっても使用感に影響はありませんが、月に1回程度、気が向いたときにクレンザーで擦り落としています。私が使っているのは100円ショップで購入した固形のクレンザー。
食器洗いのスポンジを取り替える際に、鍋とシンクを磨いてから捨てると無駄がありません◎
お酢を温めることでも落とせる※1そうですが、わが家では猫が匂いを嫌がりそうなため未実施です。
※1)参考・引用元▶ステンレス製鍋・ケトル等の変色について|日本洋食器株式会社
つまみとハンドル
鍋はステンレスですが、本体ハンドルと蓋のつまみがプラスチック製です。この「つまみ」が1年経って割れてしまいました。
ただしこのつまみ、かんたんに外せて交換できます◎
柳宗理の鍋と鉄フライパンを選んだ理由の一つが、アフターサービス。つまみやハンドルが部品購入できるため、ステンレスや鉄鍋のもつ高い耐久性・高寿命を存分に発揮することができます*^ ^* ミルクパンのつまみは350円、ハンドルは650円。個別発送のほか、東急ハンズや高島屋など正規取扱店での取り寄せも。
サイズ選び
一人暮らしなので一番小さいサイズであるミルクパン(16センチ)を選びました。ただ使ってみて気づいた事があり、おすすめするのは18センチ以上です。理由はコンロの火の直径。
わが家は3口コンロです。手前側の2口は強めの中火以上に調整すると、鍋底から火がはみ出してしまいます。ミルクパンという名前のとおり、直径の小さなとろ火で加熱することを前提としているサイズ感です。奥の小バーナーだと強火でもはみ出さず使えるので、もっぱら奥のコンロを使うようになりました。
鍋底から火がはみ出すと火事や火傷の危険性がある事、ガスも無駄になってしまうので、片手鍋の18センチ以上がおすすめです。
買い替えいらずで長く愛せるステンレス鍋、良い出会いでした。
▶柳宗理 ミルクパン 16cm
▶柳宗理 片手鍋 18cm
▶柳宗理 鉄フライパン 18cm