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ひっそり暮らし

一人暮らし会社員。年100万円貯蓄&家計術・分譲マンション住まいを綴るライフブログ。

ゼロを見直すことの大切さ

書籍「ひっそり暮らし 」発売中

意識の外にある物

ここ最近よく目にする、洗濯乾燥機があれば干す手間が無くなるという主張。単純な私はすっかり唆され、乾燥機付きの洗濯機に強いあこがれを抱き始めていました。というのも、長梅雨の湿気のおかげか寝具カバーを一度に干すと乾きが悪く、しばらくの間は日を分けて洗う手間が発生していました。

給付金も頂いたことだしと、あれこれ家電情報を見て回り1時間ほど経った時にふと思い出しました。わが家の浴室に、乾燥機が付いていたこと...。

普段の洗濯物は換気だけで十分乾くので、おそらく1年ほど使っていなかった浴室乾燥機。こんなにすっかり忘れられるものかと自分でも驚いています。早速寝具カバーをすべて浴室に干して3時間の乾燥にかけるとすっかりカラカラ、危うく宝の持ち腐れになるところでした。

ハンガーに掛けて吊るすという作業は相変わらずありますが、今の暮らしでこの作業を大きな手間だとは感じず、すでに持っている物を活かせて満足です。

脱衣所に設けられた浴室乾燥暖房機のリモコン。隣のオープン棚にはタオルと歯ブラシ。

ゼロを見直す

悩みや問題が起きた時、つい便利な道具やサービスを使うなど「追加」を前提に考える癖があります。

まずは問題を生み出している原因を突き止め、根本を理解してから解決策を模索する事。一度ゼロに立ち戻ってみれば、あまりにあっけなく問題は解決しました。

物が飽和している現代は足し算ではなく引き算、削ぎ落とす解決法から模索するように頭を切り替えなければ、物に支配される生活へ引き戻されてしまいそうです。

断捨離もミニマリズムも、私の体が覚えるまではまだ時間がかかりそうです。