必要性を見直す
インフルエンザに注意が必要な季節ですが、一つ手放したものがあります。
それは薬用のハンドソープ。
手洗いはどうするのかというと、別の物で補っています。
洗面ボウルの隣には、泡で出るポンプが1つ。
自分自身の判断基準を持つ
風邪や感染症予防に手洗いの回数が増えるこの季節。
乾燥する事も相まって、どうしても手が荒れがちです。
先日ふと、洗浄能力の髙いハンドソープが肌の負担になっているのでは、と思うようになりました。
昔ながらの固形石鹸にしようかな、と考えたところで、ハンドソープのそもそもの必要性を調べたくなり...。
そんな経緯があって私の結論は、
手指をボロボロにしてまで抗菌・殺菌など特別な効果を求める必要はない。石鹸でよくもみ洗いし、流水ですすげば十分、と考えました。
早速ボディーソープを希釈して、泡で出るポンプへ詰め替え。肌への刺激を抑えながら、たっぷりの泡で洗うことができます。
4プッシュでこの量。実際にはこの倍の8プッシュ使っています。
希釈することで劣化が早まるので、短期間で使い切れるように補充は少量ずつ。
石鹸その物の効果よりも、正しく洗うことに重要性を感じました。
(手洗いがうまくできないお子さんや免疫力が弱っている人が使うなら、抗菌や殺菌効果のある物を選びたいと思います。)
厚労省やWHOなどが推奨する手洗い方法を参考に、20秒かけて洗うようにしています。
ちなみに、洗っている最中は頭の中できらきら星を歌います。
きらきら星は1曲がだいたい15〜20秒だそうで、これに合わせて洗う事をすすめている記事や広報を見て早速取り入れました。
「専用のもの」が当たり前に流通していると、何も考えることなく消費活動を行ってしまいます。
たとえばフローリングの掃除道具。
フローリングワイパーや専用のシートがありますが、雑巾だってタオルだって、着古した服や端切れだって使えます。
二次加工・三次加工が施された製品よりも、素材そのものに近づくにつれて用途の幅はどんどん広がり、様々な事象の受け皿になり得る。
凝り固まった頭を柔軟に、自分に必要な物を見極められる目を養いたいと思います。