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ひっそり暮らし

一人暮らし会社員。年100万円貯蓄&家計術・分譲マンション住まいを綴るライフブログ。

私の住まいは、リノベーションマンションです。

書籍「ひっそり暮らし 」発売中

毎週のように投函される、新築マンションの華やかなチラシ。
今はフロントやセキュリティに関するサービスもすごく広がっていて、一戸建てのステータスと共同住宅の利便性がより二極化している印象です。

そんな中、20代・独身の私が購入を決めた「リノベーションマンション」。

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 低コスト、高品質

リノベーションマンションは、リフォームとは少し異なります。

リフォームとは、主に壊れたり老朽化した設備を新品に取り替える工事を指します。

一方リノベーションは、新築当時以上の機能を備えたり、その物件に付加価値を与えるような工事を指すそうです。

私が購入した物件は、マンションの1室を空っぽにして再構築するリノベーションが施されていました。(俗にスケルトン・リフォームと呼びます)

元々は2DKだったマンション。現代の暮らしに合わせ、豊富な収納と個室、広々としたLDKを組み合わせた「1LDK」に生まれ変わっていました。

マンションの躯体(重要な構造部分のこと)だけを残して空っぽにした空間から作り上げられた室内は、壁紙やフローリングはもちろん、壁そのものも新設されたものです。

つまり、リフォームと違ってすべてが新品、最新設備

室内は新築と変わりない「高品質」なのが、リノベーションの利点です。

生活費を資産化して、財産に

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リノベーションマンションは、もともとは「中古マンション」です。

新築時に購入した住民が、引っ越しや相続で手放した物件。

新築から15年が経過すると、その物件価格は新築時の50%程度まで落ちるというデータがあるそうです。

『新築で3,000万円で購入したマンションが、老後に現金化しようとしたら1,000万円足らずに・・・』ということも。

新築で購入する場合は、価値が急激に下がっていく事を念頭に置かなければなりません。

中古マンションはというと。

すでに一度手放され、自分が購入した価格。

将来よほど大きな建築基準法の改正や耐震補強の必要性が出ない限り、自分が購入した価格から大幅な下落はないと予想することができます。

新築時 3,000万円
中古購入時 1,500万円 ※価格が50%下落した場合
中古売却時 ?円<この時の価値が重要>

新築時に購入した場合、売却時に物件の50%にあたる1,500万円のマイナス。

中古で購入した場合に同じように50%下落したとしても、750万円のマイナス。

一人暮らしの限られたお金で購入する物件。

私は価値の下がり幅が少ない「リノベーションマンション(中古マンション)」を選びました。

入居者と生活環境

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引越しの不安要素、何がありますか?

入居費用、交通便、設備の使い勝手。

いろいろありますが、私は「ご近所づきあい」が大きな不安要素でした。

過去、賃貸マンションで約10年暮らしてきましたが、困った出来事もたくさんありました。夜中の騒音、廊下や階段でのポイ捨て、バルコニーで喫煙など。

都市の中心部で借りていたこともあり、マナーを守らない入居者に何度も悩まされました。

一方分譲マンションは、数千万円のお金を用意して入居した方々。

賃貸のように容易に入退去できないので、みなさん当然マナーを守って暮らしています。

住宅の購入は、子供が生まれたり親と同居をするなど「家族構成の変動」をきっかけにする世帯が一般的です。

つまり、私が入居する頃にはお子さんも大きくなり、ご両親だけで住まわれている部屋も増えると言う事。

どこかの部屋が退居して、また新しい買主さんが入居することも当然考えられますが、賃貸の入退去のペースの数十分の一に過ぎません。

マナーが良く、静かな環境で安心して暮らせる。

賃貸を脱出して最初に「良かった」と実感したのが、この生活環境でした。