私の断捨離
18歳でひとり暮らしを始めた私の部屋は、あっという間に物で埋め尽くされました。
ワンルームなのにダイニングセットとソファセット、シングルベッドを押し込んだ部屋。
持ち物は収納スペースに収まりきらず、常に部屋全体が散らかっていました。
そんな私にも「こんまり流の片付け」は効果てきめんで、今でも時折片付け祭りをしています。
こんまりさんは短期間で一度に終わらせることを推奨しているのですが、普段の生活の中で物を手に取った時にも「ときめくかな?」と考えるようにもしています。
ミニマリズムが教えてくれた
断捨離を進めていくにつれて、自分にとって大事なものがより一層明確になりました。
私はペットと暮らしているので、当然その子たちが最優先です。
その次が「思い出」自分で撮影した写真や動画、旅先でもらったパンフレット、おみやげの小物。
最後に「お金」です。
今はすんなり答えが出ますが、以前の私は違いました。
「もったいない」
・買ってから日が浅いから
・高かったから
・希少価値があるから
数年前の物であふれた生活をしていた頃は、そんな理由で自分にとって大切なものだと勘違いしていました。
あの3つの理由、どれも根本は「もったいない」という感情。購入するのにかかった費用や、その物の対外的な価値。
でも、それよりももっと「もったいない」を感じるべき事があると気づかされました。
それは時間。
不要な物の管理に時間をかけるくらいなら、もっとペットと遊んであげたいし、スキルアップのために読書や勉強もしたい。
日本が誇れる「MOTTAINAI」も、その感情の向かう先は様々。
ミニマリズムを深めることで、物や時間を大切にする気持ちがさらに大きくなりました。