気がつけば3つ
元来、私には収集癖がありました。
アクセサリーも例にもれず、気に入ったデザインに色違いがあれば全て手に入れたい。
1点が数千円程度の物でも、3つ4つと買えば金額もばかになりません。
でもあの頃はそれが幸せでした。
「たくさんの物が手元にあり、選択肢が多いこと。」
今は幸せの基準が変わったように思います。
「数にこだわらず、心から気に入っている物を持ちたい」と。
3つのアクセサリー
今はこの3点を所有しています。
・リング
・ネックレス
・パールのペンダント
ネックレスとリングは、どちらもピンクゴールドに小さなダイヤをのせたデザイン。
この2点は一年中着けています。
どちらも思い入れがあり、5年以上ずっとお守りのような感覚で身に着けています。
パールのペンダントは、特別な日に。年に数回は着けて出かけます。
「お気に入り」の大切さ
どれも長いこと手元にありますが、今も飽きることなく「お気に入り」です。
特にリング。
薬指に着けていますがピンキーリングとして売られていたもので、サイズは6号。
指輪が欲しいものの、なかなか気に入るデザインが見つからず手当たり次第にショップを巡っていた時の話です。
とある販売員さんの「ピンキーリングでも十分着けられますよ」という一言で、これまで見ていた通常のリングのラインナップから目先を変えて探してみたところ。
まさにこれというリングに出会うことができ、トントン拍子で購入しました。
華奢でさりげないデザインのピンキーリングが、まさに理想通り。
一生手放すつもりはなかったのでケースも保証書もすぐに捨ててしまいましたが、今思えばあの頃から断捨離の素質が合ったのか、はたまた、ただの無鉄砲か...。
いずれにしても、これだけ長く愛せるお気に入りに出会えたことがとても幸運でした。
値段とか、本来の用途とか、そんなことは関係なく。
心から満たされる物を選ぶことができれば、その先はずっとシンプルで心地よい暮らしが待っているのだと思います。