美容と医療
日差しが強くなりUVケアやデオドラントを考え始めるこの頃。もうすぐサンダルシーズンを迎えますが、フットネイルはしていません。
『医療現場におけるネイルの影響についてどう考えているか』とのご質問を頂きました。とっても気持ちのこもった文章で署名も添えてくださった質問者様、ありがとうございます*^ ^* ネイルアートが医療の妨げになることは随分前から言われてきましたが、このコロナ禍で知った方も少なくないようで驚いています。
4つの心構え
ネイルをする者の心構えとして、体の不調を感じたら早めにネイルを取り除く。これに尽きます。病院にかかる時はお化粧をしないように、ネイルも事前にオフ◎ 今は注意事項を説明するサロンや自分でオフできるキットを販売する店舗も増えているようで、今後はそれがスタンダードになるといいですね。
オフが間に合わない事態に備えて2つの工夫も取り入れています。爪に光を通して血液の状態を見るパルスオキシメーター、ネイルをしていると精度が落ちてしまうことから、コロナ禍でジェルネイルの問題が広く認知されました。ただし測定部位は手に限らず足でも計測できるため、足の爪はいつでも素のままをキープしています◎ またMRIではネイルに埋め込まれたワイヤーやラメなどの金属が発熱する危険があります。パーツを付ける際は、披露宴出席など特定の日だけに。
1.オフの道具と技術を備える
2.体調不良を感じたらすぐに取る
3.全ての指に塗らない
4.金属パーツを使わない
強度の高いジェルネイルは巻き爪・深爪などの矯正にも活躍するようになり、一概に不要不急の娯楽と切り捨てられるものではなくなってきました。大切なのは、利用者の知識と自覚だと思っています。
感染症予防に努めつつ、ネイルとの付き合い方を一考するきっかけになれば幸いです*^ ^* 注意喚起の機会をくださった質問者様、心より感謝申し上げます。